秋の旬の魚といえば秋刀魚

初物好き。それは江戸の人達の楽しみだったようです。
これを見栄というか、粋というか。
どちらにせよその年の最初に取れたものを食べるというのは旬の先取り。
なんとなく贅沢な気分になりませんか?

初物ではありませんが、先日今年最初の秋の秋刀魚を食べました。

お味噌汁・ひじきの煮物・ご飯という絵に描いたような和食定食です。
お味噌汁は大きめのお椀に具材がたっぷり入った飲み応えのある一杯。
ひじきの煮物は薄味ながらもその旨味を口のなかでふんわりと味わえるソフトなたき具合。
そして、秋刀魚はたっぷりと良質な脂がのっていていました。

さて、酵素玄米ごはんと秋刀魚はあうのか?
秋刀魚の魅力はなんでしょう?やっぱりあの脂なのでしょうか?
肉類の脂とは違いさっぱりしているため、コクというよりは後味というか、口当たりが良く脂としてのインパクトがあるわけではありません。
酵素玄米ごはんは、小豆と一緒に炊きあげ、寝かせているためかこいつ自身がインパクトが強い!そのため以前も「酵素玄米のアテ」でも書いたとおり白ご飯とは相性がいいごはんのアテは酵素玄米になるとなんだかよく分からなくなってしまうのです。
結論としては、「秋刀魚は白飯に限る」(目黒のさんまの落ちと書けてみました)

ただ、これで終わってしまってはせっかくの酵素玄米を紹介するためのブログが、
酵素玄米の悪口になってしまいます。
そういうわけには、いきません!!絶対にです。
ということで、酵素玄米にあうさんま調理法がないか調べてみることにしました。

塩焼きはシンプルで秋刀魚のおいしさを味わえる料理法ですが、もしかしたら手のこんだ料理、というかしっかり味のついた料理なら酵素玄米のパンチにも勝てるのでは?という仮定の下、挑戦です。

■定番!秋刀魚の蒲焼き
これはGood!味付けはいつもより少し濃いめがおすすめ。
肉体労働者になったつもりで塩分を足してみてください。
塩分がいつもより多めなので、食べ過ぎ注意です。

■土鍋ご飯風 秋刀魚混ぜご飯
白ご飯の時は一緒に炊きあげるのでしょうが、酵素玄米ではそういうわけにはいかないので
秋刀魚をほぐして、シソ、ゴマで混ぜご飯にしてみましたが…
秋刀魚の風味は味わえず。

■秋刀魚の南蛮漬け
これもGoog!揚げる、漬けるという工程で味が染みこむため酵素玄米ごはんにはとってもあいました!
ただ、秋刀魚である必要はないかも(笑)

■秋刀魚と梅肉の煮物
微妙。塩焼きといっしょで「やっぱり秋刀魚は白飯に限る」といいそうに。
でも塩焼きよりは、秋刀魚も酵素玄米もどちらもおいしく食べられました。

今度やってみたいなーと思うのがクオリティライフの本社がある和歌山の名物「秋刀魚寿司
押し寿司なので、サバ寿司同様塩漬けしてからお酢につけるため秋刀魚自体の味もしっかりとするし、酵素玄米とお酢があうのは実践済。
ただ他の料理と違いかなり面倒なため、試してみるかどうかは不明です(笑)

どなたかやってみた!という方がいらっしゃればぜひご連絡ください。