エーゲの輝き エクストラヴァージンオリーブオイル

はじめまして、「エーゲの輝き」です。

たまな食堂のお料理に使われている調味料がほしい、自宅でも味を再現したい、と、ありがたいことによくお問い合わせをいただきます。

たまな食堂で使っている調味料といえば、よく雑誌やTV番組で取り上げていただいている塩麹や醤油麹などがおなじみですが、それ以上にたくさん使われているものが、実はオリーブオイル

和のものにも、洋のものにも。仕込みの段階でも、仕上げの段階でも。
シェフに、「これおいしいけど、何を使ってるの?」と聞くと、いつも二言目には「オリーブオイル」。

健康や美容のために油は摂らないほうがいいのでは…、という思い込みは、たまな食堂のオリーブオイルには当てはまりません。
身体によい栄養素をたっぷり含み、加熱せずそのまま飲んでもかまわないくらいの安全性と、オリーブの青く強い風味

麹だけではない、たまな食堂のおいしさのひみつを、あなたの食卓にもお届けします。

名前 Monteida エーゲの輝き
品名 オーガニック・エクストラヴァージン・オリーブオイル
内容量 500ml/250ml
原産国 トルコ
価格 3000円/1500円
Monteidaには、プレーンな「エーゲの輝き」のほか、下記の10種の豊かなフレーバーがあります。

ガーリック/バジル/オレガノ/ローズマリー/ベイリーフ/チリペッパー/グリーンペッパー/レモン/ベルガモット/タンジェリン

オイルを変えると、料理が変わる。

オイルにこだわったことはありますか?
お値段以外の基準で、オイルを選んだことはありますか?

イタリアンやフレンチ、和洋折衷の創作料理などを作る人にとっては、塩や醤油やみりんよりも減りが早いオリーブオイル。
オリーブオイルは料理の主役にはならないまでも、味わいや香り、色、とろみ、少しの違いで料理の仕上がりを変えてしまいます。
ソムリエ資格も設けられているほど、実は奥深いオリーブオイルの世界。
オリーブの育成や圧搾の方法次第で、あなたの知らない味わいのオリーブオイルができたりもするのです。

オイルの色だけでも、こんなにちがうんです。

スーパーマーケットで買えるお手頃なオリーブオイル

公文シェフより:
「こういう黄色は、ピュアオリーブオイルという種類ですね。精製したオリーブオイルです。
一般的に安く買えて、風味に特徴がありません。オリーブオイルの香りを生かす必要のないお料理に向いています。
揚げ物やお菓子にはこういうのを使うとよいでしょう。」

Monteida エーゲの輝き

公文シェフより:
「この色はエクストラヴァージンオリーブオイルで、オリーブを絞って濾過した、精製していないそのままのオイルです。
色も違うし、明らかに分かるほど風味が強い。
火を通す料理でももちろんおいしいですが、ドレッシングにしたりスープの仕上げにかけたりすると、質の良さが際立ちますね。
そのままスプーンで飲んでもいいくらいです。オリーブオイルってこういう味なんだ、というのがよく分かると思います。」



生産者さんのこと。

オリーブオイルといえばイタリア料理のもの…という印象がありますが、実はイタリアに限らず地中海沿岸の国々ではオリーブ栽培が盛んで、輝く太陽の光を浴びたオリーブが、すくすくと育っています。

monteida エクストラヴァージンオリーブオイルは、エーゲ海に面したトルコのハブラン地方で、ウイグン家のみなさんによって丁寧につくられました。
昔ながらの方法で手摘みしたオリーブを、薬品や熱を加えずに圧搾しているので、自然そのままの味わいと栄養分がぎゅっと詰まっています。

オイルに含まれる遊離脂肪酸は0.8%以下。さらにウイグン家の農園ではISO9001HACCP証明書を取得していて、安全面でも品質面でも最高級といえます。

輸入品だからといって甘えることなく、日本で産地直送のお野菜を買うのと同じ安心感を追求するために、輸入元のクオリティライフ株式会社はウイグン家の農園と工場を訪問し、彼らが家族でまじめに、上質なものを作りつづけていることを、自分たちの目で確認しました。
もちろん、ウイグン家の若き二代目当主エムレさんも、はるばるトルコからたまな食堂に来てくださいました。

販売者は、食べものが作られる様子を見て、安心して販売する。生産者は、どういうところで自分たちの努力の結晶が生かされているのかを見て、信頼して生産物を託す。
たくさんのモノが複雑なネットワークで流通している現代ではなかなか難しいことですが、「エーゲの輝き」はそれができています。

輝くエーゲ海沿岸で働く生産者さんたちがいることに、思いを馳せることのできる一本です。



たまな食堂が、この一本を選んだ理由。

エーゲの輝きは、手摘みコールドプレス(圧搾時に30℃以上の熱をかけず、鮮度を保つ方法)しているということで、かなり上質なエクストラヴァージンオリーブオイルだと思います。

柑橘類のようなフルーティな香りもあり、たとえば「たまな定食」のサラダによくかかっている、ブルーベリーやオレンジといったフルーツ系のドレッシングを作るのにはうってつけです。それに、オリーブオイルに限らず、「素性のはっきりしている油」というのは大事なことですよ。

僕は食べものなら基本的にわけへだてなく、マクロビオティックの料理も作るし、ファストフード店に行ってみることもあります。
ファストフード店だって、よく出来ているものはたくさんあるし、おいしいものはおいしいので食べます。
ただ、この店は油が悪いなと思ったら、揚げ物は避けます。油の質というのは、料理に覿面に現れてきますし、ひいては自分の体調にすぐ影響しますからね。

生産者さんとお互いに信頼しあって、こういう人たちが作っているんだ、オリーブの圧搾の段階からこういうふうにしているんだ、というのが分かるものを使えるのはありがたいことです。

料理長 公文紀一

たまな食堂は、日本の生産者さんを支援したいという思いがあるので、国産の有機・無農薬/減農薬・無添加の食品を選んでいます。
しかし、中にはどうしても日本で生産できないもの、できたとしても流通量が非常に少ないもの、海外の本場から輸入したほうがおいしくて安全なもの、などがあります。
オリーブオイルはそのひとつで、日本でも小豆島や天草で少しだけ生産されていますが、食堂で日々たくさん使える量が確保できるほどではありません。
そうなると輸入品で、たまな食堂とそのお客さまが納得できる品質のものを選ぶ必要があるわけです。

そんな厳しい条件でみつけた「Monteida」を輸入販売するにあたっては、食の安全性に厳しい日本人が安心して使えるお墨付きのオリーブオイルを目指すとともに、日本のよい食をリードするたまな食堂が誇りを持って毎日使えるように、日本語の商品名をつけています。

ロゴとラベルのデザインは、たまな食堂を含むNatural Food Studioのロゴを作ってくださったデザイン事務所「nu」さんにお願いしました。
ロゴは縦書きで、エーゲ海にふりそそぐ太陽の光がイメージできること。
ラベルはイスラム建築や織物にみられるような伝統文様を配しながらも、和を感じる若草や抹茶のような色合いを生かしたい。
そんな私の思いつきに応えていただいて、すてきなラベルができました。

安全性や味はもちろんのこと、このボトルの穏やかなたたずまいと高級感によって、エーゲの輝きがあなたの「持っていてうれしい一本」になれば幸いです。

たまな食堂 プロデューサー 兼 ディレクター 加藤典子